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「お腹の中にいる赤ちゃんがすくすくと元気に育ってほしい!」、「気合いを入れて仕事や勉強に取り組みたいのになんだかボーッとする」。そんな思いを抱く方々にぜひ知っていただきたいのが、チーム『ビタミンB群』の存在。今回はビタミンB群メンバーの中で、細胞再生のエキスパートとして大活躍する「葉酸」について詳しくご紹介いたします。
葉酸のプロフィール担当 『細胞再生のエキスパート』 『赤血球の細胞形成をサポート』
特徴 水溶性(水に溶ける)ビタミンの一種で、別名「プテロイルグルタミン酸」または「ビタミンB₉」。ほうれん草の抽出物から発見され、緑色の葉物野菜に多く含まれることから葉酸という名前がつけられました。葉酸は、熱・光・空気すべてに弱く、非常にナイーブな栄養素なので調理をする際には注意が必要です。
チームビタミンB群で仲のいいメンバー ビタミンB12……葉酸はビタミンB12と手を取り合って、血液をつくってくれます。このことから、ナイアシンは「造血のビタミン」という異名も持っています。
葉酸のはたらき①細胞の再生
②赤血球の形成(核酸の合成) 核酸……DNA、そしてDNAに基づいてたんぱく質合成に関係するRNAの総称。
③胎児の発育に貢献 胎児の発育にとって非常に重要な葉酸。ママさんの妊活・妊娠中には、通常の2倍以上の葉酸が必要といわれるほど。
葉酸が不足すると…… ①口内炎・舌炎
②食欲不振
③下痢
葉酸を過剰に摂取すると…… ①葉酸過敏症 発熱、じんましん
②亜鉛の吸収をさまたげる
葉酸を豊富に含む食品(可食部100gあたり)
モロヘイヤ → 250mg
キャベツ → 78mg
ほうれん草 → 210mg
アスパラ → 190mg
とうもろこし → 95mg
葉酸は熱に弱く、水に溶けやすい性質を持っています。そのため、調理中に栄養が壊れやすい繊細なビタミンです。葉酸を効果的に摂るには、できるだけ加熱調理を控えましょう。
また、葉酸を多く含む葉物野菜などをサラダとして食べる時も、事前に水を張ったボールに浸けると栄養が逃げ出てしまうので注意が必要です。水洗いでサッと汚れを落とす程度に留めましょう。
葉酸まとめ今回は、ビタミンB群の1つである葉酸について詳しくご紹介いたしました。葉酸は、細胞再生のエキスパートとして発育に役立ってくれたり、ビタミンB12と協力して正常な血液をつくってくれたり、健康で美しい生活をおくる上で欠かせない栄養素です。この機会にぜひ、葉酸とのお付き合いを深めてみてくださいね。
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