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まさかシワ・たるみの原因が骨の萎縮だなんて!若い顔を保つための「骨活」を伝授!2023/03/10UP! by 山内有紀 タグ: たるみ対策, アンチエイジング, エイジングケア, シワ対策, 健康, 骨密度 いや〜なシワやたるみ、実は、「骨の萎縮」も影響しています。肌の下で顔を支えているのは骨。シワ・たるみは加齢で骨が劣化し、肌を支えきれなくなって起きる顔の変化なのです。
女性は40代後半から骨量が急激に減るため、早めに対策したいもの。今回は、骨の萎縮で起きるシワ・たるみの解説と、若い顔を保つための骨活をご紹介します。
目次 顔のシワ・たるみと頭蓋骨の関係
頭蓋骨は、23個の骨から成る複雑な構造をしています。特に顔の骨は眼や鼻、口などの穴が空いているため他の部分よりも薄く、早く劣化しやすいのです。
顔の各部分の骨が減少してくると、自然と肌にも変化が現れます。
たとえば… ・目の周囲の骨…上まぶたがくぼみ、目の下はだるんとたるんでくる。 ・口元の骨…口元のシワやマリオネットラインができる。 ・鼻の骨…ほうれい線が目立ってくる。 ・あごの骨…あごの下がたるんで二重あごに。
つまりシワ・たるみ対策は、肌の外側からのアプローチだけでなく、肌の土台となっている骨を健康に保ち、骨密度の減少を防ぐことがとても重要になるのです。
健康な骨を作るのは女性ホルモン!
骨の中では、古い骨を壊し、新たに骨を作る『リモデリング』という作業が行われ、日々新しく生まれ変わっています。この骨を壊す働きを抑え、作る働きを助けているのが、女性ホルモンです。
しかし、40歳を過ぎると女性ホルモンの分泌量が減少していき、骨を作るよりも骨を壊す働きのほうが勝ってしまいます。そのため閉経の頃には骨密度が減少し、骨が萎縮してしまうのです。
また、閉経前でも若い頃に急激なダイエットをした経験があったり、偏った食生活が続いている人も要注意です。そのような方は、若くても骨がもろくなるリスクを抱えていると考えて、今すぐ骨活を始めましょう。
食事で骨活:骨によい栄養素を組み合わせる
食事で健康な骨を育むなら、栄養の組み合わせを考えて、効率よく食べたいものですね。
骨の主要成分であるカルシウムは、一緒にビタミンDを摂ると吸収率がアップ。さらに、骨の形成にはビタミンKも必要です。加えて骨の質に関わるコラーゲン(タンパク質)も、欠かすことはできません。これらの栄養素を含む食品を、バランスよく摂るのが大切です。
キャベツと海藻のサラダにシラスをトッピングしたり、焼き鮭に椎茸の煮物、納豆、豆腐の味噌汁といった和食など、楽しみながら献立を考えてみるといいですね。
◆骨に必要な栄養素カルシウム…シラスやイワシの丸干しなどの小魚、海藻、豆腐、牛乳など ビタミンD…干し椎茸、キクラゲ、鮭など ビタミンK …納豆、ブロッコリー、キャベツなど コラーゲン(タンパク質)…肉、魚、卵など
運動で骨活:軽いジャンプで骨を刺激
健康な骨を育む運動は、ほどよい衝撃を繰り返しかけること。一番おすすめなのが「なわとび」です。室内用ジャンプクッションも、ぜひ活用したいもの。
1日3分程度、毎日続けることで徐々に骨が強くなっていきます。スポーツ習慣のない方は、お散歩やストレッチ、こまめな家事など無理のない範囲で、体を動かすといいでしょう。
サプリメントで骨活:不足する成分を取り入れる
丈夫な骨を保つためには、減少する女性ホルモンをサポートすることも大切。そこで、女性ホルモンに似た働きを持つ「エクオール」を、サプリメントで取り入れるのもおすすめです。
また、ビタミンDは日光浴で作られます。15分ほど太陽の光を浴びるだけで十分といわれていますが、日焼けによるシミが気になる方は、不足するビタミンDをサプリメントで摂取してもよいでしょう。
若い顔を保つためのまとめ
顔のシワ・たるみは、従来から言われているように紫外線による光老化や、コラーゲンの減少、表情筋の衰えなども大きな原因です。これらの対策に骨活をプラスすることで、より効果的なシワ・たるみ対策が可能になります。
骨活は文字通りコツコツ続けていくだけで、美容面だけでなく、軽快に動ける若々しい体もキープできて一石二鳥です。骨密度の低下は自覚症状がないため、気づかないうちに進行してしまう恐れがあります。健康診断で骨密度を測るなど、いつも骨活を心がけて、5年後10年後の若々しさに差をつけましょう!
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