リコピンをはじめ、食物繊維やビタミンが豊富で美肌にもダイエットに役立つのがトマト!今回はトマトの効果的な摂り方をご紹介!
◆トマトは生で食べるべし!
トマトに含まれる成分で注目されがちなのはリコピンですが、見逃せないのが、
13-oxo-ODAという脂肪燃焼成分です。これはリノール酸(不飽和脂肪酸)の一種で、体内で作ることができない成分なので、食品から摂る必要があります。この成分は酸化されやすく、熱に弱い特徴があります。トマトをダイエットに役立てるには、熱を加えずに生で食べるのがボイント!
◆ビタミンB6の効果
トマトにはビタミンB6も含まれています。炭水化物、脂質、たんぱく質の代謝に必要な酵素を作り出して、脂肪を燃焼させたり、ホルモンバランスの乱れにより生じるPMS(月経前症候群)の改善や貧血症の症状にも効果が期待できます。女性にとって、トマトは様々な嬉しい効果をもたらす野菜なのです!
◆トマトジュースは無添加がおすすめ
一度にたくさんのトマトを食べられなくても、トマトジュースなら手軽に効率良く摂取することができますね。ここで注意したいのが、トマトジュースに含まれる塩分や糖分。食塩無添加、糖類無添加のものを選ぶようにしましょう。手間はかかりますが、ジューサーを使った手作りのトマトジュースなら安心です。
◆トマトは夜食べる
トマトを食べるのにおすすめの時間帯は夜です。22時~2時のゴールデンタイムは成長ホルモンの働きが活発になる時間帯。夜トマトを食べると、そこにリコピンの作用が加わり、さらに成長ホルモンの分泌が盛んになります。その結果代謝がアップしてダイエットや美肌に効果を発揮するのです。少し前に「夜トマトダイエット」が流行った時期がありましたよね。夕食のメニューには生のトマトやトマトジュースを加えたいですね。
◆どんなトマトがいい?
トマトは赤ければ赤いほど、リコピンの量が多くなります。トマトを選ぶ時はなるべく真っ赤なものを選ぶようにしましょう。真っ赤に熟しているものほど栄養価が高くておいしいトマトです。ヘタは濃い緑色で、ピンとしていて新鮮なものが良いです。全体の色が均一で皮にハリがあり、手に持った時にずっしりと重さを感じるものがパーフェクトです。
暑い日は冷えたトマトが美味しく感じますよね。輪切りにしてオリーブオイルと胡椒をかけるだけでも美味しいですし、モッツァレラチーズとバジルをはさんでカプレーゼにしたり、ガスパッチョにして飲むのもおすすめです。