| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「よし!今日からダイエットするぞ!」と決意し、食事制限と運動に取り組む。しかし、なかなかゴールが見えなかったり、目標達成したあとも「もうちょっと頑張ったら、もっと綺麗になれる!」と頑張り続けた経験はありませんか?女性が「痩せて綺麗になりたい」と思うのは自然なこと。しかし、行き過ぎたダイエットは、気づかないうちに摂食障害になってしまう可能性があります。今回はこの摂食障害についてのお話をご紹介いたします。
目次 ◆摂食障害とは?そもそも「摂食障害」とはなんでしょう?「拒食症」「過食症」という言葉はみなさんご存知かと思います。摂食障害には、神経性無食欲症(いわゆる拒食症)と神経性過食症(いわゆる過食症)があります。 神経性無食欲症は、太ることへの恐怖感と自分自身が「太っている」という身体像のゆがみから、厳しい食事制限をしたり、激しい運動をしたり、その結果、異常に痩せた状態と低栄養状態が引き起こされるものです。平均体重の85%以下を下回るもの、あるいはBMIが17.5以下のものをいいます。 神経性過食症は、「食べたい!」という食べ物への欲望から、短時間のうちに大量の食べ物を食べ、むちゃ食い行為を繰り返すもの。その一方で、食べたあとの後悔や「太りたくない」という気持ちから、自ら口に指を入れ嘔吐したり、下剤や利尿剤を使用するなどの行為も併行するものをいいます。
◆摂食障害かどうか気づくためのサイン「あれ?なんだか私おかしいかも。」そう気づけたらいいのですが、摂食障害は「無意識」のうちに陥ってしまっている可能性が高いです。もし自分が「おかしいかも」と思ったら、以下のことに当てはまっていないか、少しだけ立ち止まって考えてみましょう。
・体重の数値が増えるのが怖く感じるようになった・痩せるために今まで食べてたものを食べなくなった・友達との食事会も楽しく食べられない・1日に何回も体重計に乗ってしまう・必要以上に運動をする・カロリーの低い食べ物ばかりを食べる・周りの人に「痩せすぎ」と言われることに対してイライラしてしまう・常に痩せることを考える
などなど、これらのことは気づかないうちに陥ってしまっていることがほとんど。そして生活自体がダイエット中心になってしまっている方は、少し注意が必要です。
◆どうしたら摂食障害にならずに済む?「ダイエットをして痩せて綺麗になりたいけど、摂食障害にはなりたくない。」みなさん、そのように思いますよね。楽しくそして、ストレスなくダイエットに成功できたらいいですよね。
摂食障害は「自分は太っている」という強い思い込みから生じてしまうもの。周りからみたら痩せているのに、自分自身はいつまでも「太っている」ように見えてしまっている状態です。摂食障害にならないために大切なことは、「自分自身を認めること」。例えば、出来なかったことに目を向けるのではなく、出来たことに目を向けてみましょう。「体重は変わらないけど、服のサイズがダウンした。」「運動は出来なかったけど、バランスの良い食事を摂ることが出来た。」「ジョギングしなかったけど、お家で軽くストレッチは出来た。」など、小さいことでも自分自身を認めてあげることがポイントとなります。
また、体重をダイエットの指標にしている方の中には、体重の数値の増減に一喜一憂してしまったり、増えることへの恐怖感から何度も乗って確かめる行動がついている人もいます。そのような方は、あえて体重計に乗るのを辞めてしまうのもポイント!そして数値ではなく見た目へのダイエットにシフトすることで、ストレスと感じることが少なくなるハズです。
◆まとめ実は私自身も摂食障害を経験しました。起床から寝る前まで、自分の決めたトレーニングメニューをこなし、カロリーの低い食べ物ばかりを食べる生活。最低体重の記録を更新するたびに「もっと痩せよう!頑張ろう!」という気持ちになって、ますます度が過ぎた行動をしてしまいました。おかげで髪の毛は抜ける、記憶力は低下する、女性機能も止まり、肌は血色が悪くいつも青白い。寝転ぶと骨が当たって身体が痛く、寝ても覚めても食べ物のことで頭がいっぱい…。挙げ句の果てには、砂の山が崩れるかのように食べ物を口に詰め込んでいました。そして自分自身と向き合い、摂食障害を克服するまで5年という月日が流れました。
摂食障害は「無意識」のうちに生じてしまう怖い病気です。ダイエットしている方であれば、誰もが陥ってしまう可能性があるもの。摂食障害にならないためにも、出来たことにフォーカスし、自分自身を認めてあげましょう。そして今、摂食障害と戦ってる方へ。必ず克服出来る日がきます。ゆっくり少しずつ元の自分を取り戻していきましょう。 いかがでしたか?今回の記事がみなさんのダイエット・美容のヒントになりますように。
|
|
| ||||||||||||||||||||||||||||
|