漢方茶を飲んだことはありますか?漢方茶にはいろいろな種類があり、脂肪や糖質の吸収を抑えたり便秘を改善したりと、ダイエットに役立つものも。漢方茶は飲んで数分後、体がぽかぽか温かくなっていきます。漢方茶をみなさんに知って頂くため、管理栄養士&漢方茶マイスターのaccoさんにインタビュー致しました。
Q1.漢方茶とはどのようなものでしょうか?
accoさん:漢方茶は、お悩みや体質、その時々の季節や体調に合わせて選び、気軽に飲むことが出来ます。お茶として利用できる生薬を厳選し、ブレンドされています。ハトムギや、ハブ茶、プーアル茶、ルイボスティーなどをベースに配合しているので、大変飲みやすくなっています。それぞれ味や特徴があるので、体にあっていると特に美味しく感じます。生薬とはクスリというよりも、自然の植物の草根木皮のパワーが、こころとからだに優しく効いていく感じです。
漢方の考えでは、自然界と人の体内では同じことが起こっていると言われています。梅雨の時季は、じめじめしており、からだもむくみやすいです。春は草木が成長し芽吹くように、新陳代謝がよくなる時季で、冬に溜め込んだ脂肪や老廃物などは春に排出してくれます。春の苦味のある旬の食材や(緑の野菜や背の青い魚など)を食べたり、生薬や漢方茶などを上手に利用することで、解毒中の肝臓の負担を軽くしてくれます。秋冬は寒いので、エネルギーを蓄えて過ごすとよい季節だったので、これから痩せやすくなるうれしい時期ですね。
Q2.漢方茶のダイエット効果&おすすめは?
accoさん:お食事と一緒に飲んだり、一日の水分補給として、いつでも飲めます。特に食前に飲みますと、脂肪や糖質の吸収を抑えてくれます。ダイエットにおすすめの漢方茶は、いくつもあります。
代表的なのはネーミング通り、
★ダイエッティー
≪ハブ茶・キクイモ・ギムネマシルベスタ・蓮の葉・連銭草・桑の葉・銀杏葉≫
ギムネマシルベスタや、菊イモなど、便秘解消、脂肪や糖質の吸収を抑えてくれる、とっても魅力的なお茶です。だからといって食べ過ぎは注意ですけどね(笑)
★棄輝茶(ききちゃ)
≪蒲公英根(たんぽぽの根)・金銀花・ハトムギ・こう菊花・どくだみ≫
むくみや、不要になったものはデトックスして、中からキレイになりましょう。むくみや、デトックスには、棄てて、輝くと書く棄輝茶がオススメです。蒲公英根(たんぽぽの根)、ドクダミなどは解毒効果が高いと言われています。
★糖逃茶(とうとうちゃ)
≪ハトムギ・サラシア・グアバ・熊笹・連銭草・タラ根皮・ギムネマシルベスタ≫
サラシア、ギムネマなど、血糖値の上昇を抑える生薬がたくさん入っています。腸内環境を整え、美肌効果も。血糖値が気になる方も。
★麗戻茶(れいれいちゃ)
≪宇金・細茶・桑茶・連銭草・柿葉≫
宇金ウコンも入っています。お酒をよく飲む方やメタボ解消、血圧が気になる方もおすすめです。
Q3.一番効果的な飲み方を教えてください。
accoさん:熱湯1リットルを沸かして、1包入れて混ぜると簡単です。5分以上煮出してもよいです。温かく保存できる水筒などに入れて温かくお飲みください。冷めてしまったら、レンジは避けて、やかんで温め直すと再び美味しく飲むことが出来ます。
Q4.ダイエットにおいて、accoさんが大切だと思うことは?
accoさん:ごはんは太るからと食べないのではなく、食べ過ぎないことだと思います。無理をしてリバウンドしてしまうと、後悔が残ります。痩せても、元気はつらつでなければ、魅力に欠けます。元氣の氣は、まん中に米があります。日本人のからだに合っている、日本の土地のお米を食べることで元氣に過ごすことが出来ます。糖分や油分が多いものより米はとてもヘルシーで心の安定にもなります。お肌や髪もからだをつくるのに良質なタンパク質もしっかりとることも大事です。ごはん、味噌汁、タンパク質(魚、肉、卵、豆腐のどれか)、季節の野菜に、漢方茶と、フェイシャルヨガで、無理なく楽しくダイエットが出来るとよいですね。
◆まとめ
天然の漢方茶をダイエット中に飲むことによって腸内環境を整え、リラックス。食べ過ぎず、バランスの良い食事を摂取しながら漢方茶を取り入れて老廃物を排出していく・・・。1回の試飲でも身体が本当にすぐ温まるので、精神的にも落ち着き、安定します。春の時期は痩せやすいとのこと。漢方茶、この春ダイエットの味方になりそうですね。こちらの漢方茶はとても飲みやすかったので、初めての方にもおすすめです。
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