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「有酸素運動は20分以上続けないと脂肪が燃焼しない。」この定説を信じて、しんどくても長時間走り続ける。本当に有酸素運動は長時間続けないと意味がないのでしょうか?今回は有酸素運動で脂肪が燃焼するメカニズムについてご紹介します。
◆エネルギーは糖分→脂肪の順で使われる運動をし始めた時は、最初に体内の糖分がエネルギーとして使われます。その後10分くらいで段々と体中の脂肪が使われるようになっていきます。15分ほど経過すれば、体脂肪からもエネルギーが供給され始め、20分後には糖分と脂肪の活用割合が逆転します。このことを踏まえると、基本的には運動を始めて20分後に脂肪が燃焼し始めるというのは正解です。ただ、20分間連続して運動しなければならないというわけではありません。5分、10分を少しずつでもいいのです。体のどこかの脂肪が燃焼すれば、それを補うために体脂肪が燃焼されます。
◆脂肪が燃焼されるのは強度の弱い運動
強度が強い運動では糖質が多く消費され、強度の弱い運動では脂肪が多く消費される傾向にあります。20分という時間に執着する必要はそれほどなく、脂肪を燃焼させたければ強度が弱い運動を1日に数回の細切れで行えばいいのです。朝起きて速歩きで10分間歩き、ランチタイムに遠くのお店まで速歩きで10分間歩き、帰り道に速歩きで10分間歩く。いずれも20分間に満たない有酸素運動になりますが、消費するカロリーは連続して運動した場合と変わらず、脂肪もきちんと燃焼されます。ジムで週1日有酸素運動を60分間無理して頑張るよりも、毎日細切れでチョコチョコ体を動かすほうがストレスもなく効果的と言えます。
◆細切れ運動で効果的に痩せる!
ダイエットを成功させる秘訣は、無理をしないこと、ストレスを溜めないこと。栄養バランスの取れた食事をすることだけでなく、体を動かすことも痩せるためには必要不可欠。しかし、無理してジムに通ってトレーニングをしたり、苦手な早起きをしてジョギングを続けるのは、ストレスになる場合もあります。いかに自分の生活に、無理なく運動を取り入れられるか。1日の生活を振り返ってみて下さい。車を使っていた時間を自転車に変える。バスを使っていた時間をウォーキングに変える。エレベーターを使っていた時間を階段に変える。運動に変えられる時間が必ずあるはずです。疲れている時は無理に運動の時間に変えなくてもいいので、できる範囲で行ってみましょう。塵も積もれば山となる!細切れ運動も、チョコチョコ行うことで効果的に痩せることに繋がります。
◆最後に有酸素運動は20分未満でも大丈夫。体を動かすことは、血流が良くなり、体が温まり、カロリーも消費されるなど様々な効果があります。それらが結果的にダイエットを成功に導いてくれます。継続時間に縛られることなく、ぜひ日常生活で細切れ運動を意識してみて下さいね。
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