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野菜や果物をミキサーにかけてそのまま飲む「グリーンスムージー」。ビタミンやミネラルが簡単に摂れて、美容に良いとされています。美容に興味のある方なら、一度は試されたことがあるのではないでしょうか?数年前から、このスムージーを食事代わりに飲んで、ダイエットとして取り入れる方々も少なくはありません。しかし、このダイエット方法にはいくつか落とし穴があるのです。今回はグリーンスムージーダイエットのデメリットについてご紹介致します。
◆糖分・カロリーが高い!
グリーンスムージーは、ほうれん草や小松菜などの青菜を使用しますね。しかし、これらの野菜だけでは苦味や青臭さで飲みづらいため、バナナやリンゴ、オレンジなどの果物を一緒に混ぜたり、はちみつやメープルシロップなどを加えたりすることで飲みやすくします。ここに落とし穴が!果物やシロップ類は「糖質」に分類されます。果物はビタミンやミネラルが含まれていますが、果糖が含まれています。つまり「糖分」です。果物をプラスすることでカロリーも高くなってしまいます。
◆タンパク質不足になる!
人間の身体を構成する成分として必要な栄養素は「タンパク質」。タンパク質は筋肉や髪の毛、爪、皮膚などの構成成分。タンパク質は肉や魚、卵、大豆などに含まれています。グリーンスムージーは主に野菜と果物で出来ているため、タンパク質がほとんど含まれていません。これでは筋肉が減ってしまい、太りやすい身体になりやすくなります。 ◆DIT(食事誘導性体熱産生)が起きない!人間は食事中でもカロリーを消費しています。食べ物を噛むことや消化・吸収する過程で使われる消費エネルギーのことを「食事誘導性体熱産生(DIT)」と言います。DITは食事の質や食べ方、温度などによって消費量が異なってきます。グリーンスムージーは飲むことが中心で、「噛むこと」があまりないため、DITが起きにくくなります。
◆満腹感が得られない!人間の脳には摂食中枢と満腹中枢がありますが、食べ物を噛むことで満腹中枢が刺激され、それによって満腹感が得られます。しかしグリーンスムージーは飲むことが中心であり、あまり噛むことがないため、満腹感が得られにくい結果になります。満腹になるまで飲んだとしても、ミキサーで細かくしてあるため、消化に時間かからず、短時間で空腹になってしまいます。そうなるとついつい他の食べ物に手が伸びてしまったり、逆に食べ過ぎてしまうことになりかねません。
いかがでしたか?グリーンスムージーは自体は、ビタミンやミネラルが手軽に摂れるので否定はしません。ただ、ダイエット知識の観点から見ると、必ずしもスムージーで痩せるとは限らないので、「スムージーダイエットに取り組んでるのにちっとも痩せない」という方は、ぜひ!ご自身が作っているスムージーの材料などを見直してみましょう!
今回の記事が、みなさんのダイエット・美容のヒントになりますように。
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