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ダイエット中のみなさんであれば、「基礎代謝」という言葉を一度は聞いたことがあるかと思います。基礎代謝量を増やすためには「トレーニングをして筋肉を増やすこと」と思われていますが、他に基礎代謝量をアップさせる方法があったらいいなとは思いませんか?今回は基礎代謝について、少しだけご紹介したいと思います。
◆そもそも基礎代謝とは?「基礎代謝」という言葉、ダイエットにおいては、よく聞く言葉だと思いますが、ではどのような代謝を「基礎代謝」というでしょう?基礎代謝とは正確に言うと、「空腹時(食後12〜15時間経過後)に20℃の室温で静かに横になり目覚めている状態のエネルギー代謝」を指します。つまり、「体を活動させない状態」でのエネルギー代謝のことをいいます。筋肉(骨格筋)を使わない状態なのに、筋肉を増やすと基礎代謝量が増えるということは、本来の定義から考えると疑問に思いませんか?
◆基礎代謝の内訳基礎代謝に関わる体の構造と割合は以下のようになっています。
⑴骨格筋:22% ⑵肝臓:21% ⑶脳:20% ⑷心臓:9% ⑸腎臓:8% ⑹脂肪組織:4% ⑺その他:16%
⑵〜⑸はひとくくりにすると内臓にあたります。これらを合計すると、なんと58%!骨格筋の22%に比べて、圧倒的に多いことがわかります。つまり基礎代謝量増加に重要となるのは、骨格筋よりも内臓の筋肉ということになります。
◆基礎代謝量の増加のポイント!
それでは、「運動は基礎代謝量の増加に関連しないのだろうか?」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。基礎代謝量増加のポイントは「血流と体温」にあります。特に体温の維持には、多くのエネルギー量が必要とされますので、運動で筋肉を刺激することで血流が良くなり、体温も上がります。さらに前述した通り、内臓のもつエネルギー消費量は、骨格筋をはるかに上回ります。つまり、基礎代謝の消費エネルギーを増加させるためには、内臓が正常に活発に活動していることがポイント!日頃から体を動かす習慣のある人は、血流も上がるため、内臓への血流も上がります。
「筋肉トレーニングをして筋肉を増やす」ということは、長い期間が必要で、栄養管理も大切になってきます。それより、日頃から体を動かす習慣をつけて骨格筋を刺激し、血流と体温を上げることの方が基礎代謝量アップに繋がり、ダイエットの近道になるでしょう。
◆まとめいかがでしたか?「基礎代謝」について少しだけ詳しいお話をさせていただきました。ポイントは、内臓の筋肉を活発にすること!内臓が元気だと、痩せやすい!ぜひぜひ、参考にしてみてください。
今回の記事がみなさんのダイエットのヒントとなりますように。
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