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その食べ過ぎ飲みすぎが肌トラブルの原因に?美肌のために肝臓ケアを始めよう!2023/04/04UP! by 山内有紀 タグ: pickup, くすみ, しみ, むくみ, ターンオーバー, 会食, 美肌, 肝臓ケア, 食べ過ぎ, 飲み過ぎ 歓迎会など、春は会食が増えるシーズン。ご馳走やおいしいお酒に、ついテンションが上がってしまいますよね。でも食べ過ぎ・飲み過ぎが続くと、肝臓から肌トラブルを招くのをご存じでしょうか?
腸と肌の関係はよく知られていますが、肝臓も肌と密接に関係しています。今回は肝臓の働きと、美肌のために肝臓を元気にする方法をご紹介します。
目次 気になるくすみ・肌荒れは肝臓の疲れかも?
肌のお手入れは万全なのに、なかなか改善しない肌のくすみやむくみ、肌荒れ…。それは、肝臓の疲れが原因かもしれません。「えっ?肝臓って、お酒好きの男性が気にするものでしょ?」と意外に思うかもしれませんが、女性の美容にとって、肝臓はとても重要な臓器なのです。
肝臓は美と健康を作り出す頑張り屋さん!
肝臓の働きは、「代謝」「解毒」「胆汁の生成」「エネルギー貯蔵」の4つ。特に肌と関係が深いのが「代謝」と「解毒」です。
「代謝」とは、腸から送られた栄養分を、体が利用しやすい形に分解・合成すること。肌をはじめ、筋肉や血液といった体の元になる材料に作り変えたり、エネルギーに変えたりしています。
しかし肝臓の代謝機能が衰えると、肌の生まれ変わりがスムーズにいかず、古い角質が居座って、シミやくすみができやすくなってしまいます。
「解毒」とは、体内に入ったアルコールや食品添加物、代謝の時に生成された有害な物質を無害なものにして、体の外へ排出することです。
解毒が追いつかないほどお酒を飲んだり、食べ過ぎてしまっては、体の中は有害物質だらけ…。その結果、便秘やむくみ、肌荒れにつながります。
「私はお酒を飲まないから大丈夫よね?」という方は、お菓子や高カロリーな食べ物の食べ過ぎと運動不足に要注意。
食事のエネルギーが運動で消費されないと、中性脂肪として肝臓に溜まっていきます。これも肝臓を疲れさせる原因になってしまいます。積み重なれば、肝臓の機能はガクッとダウン。さらに「脂肪肝」になると肝臓の病気を引き起こしてしまうのです。
「肌のためにも肝臓を元気にしなきゃ!」と思ったら、さっそく肝臓ケアを始めましょう。
肝臓いたわりケア「低カロリー高タンパクの食事」
お酒を控えることはもちろん、食べ過ぎないことが何よりも大切です。しかしハードな食事制限は、逆に肝臓の負担になってしまいます。余分なカロリーを抑えながら、肝臓によい栄養をとりましょう。
おすすめの栄養素と食材は… ・良質なタンパク質…豆腐・納豆などの大豆製品、卵、肉、魚 ・ビタミンA・C・E…緑黄色野菜、果物、アーモンド ・ミネラル…海藻、きのこ類
また、「お酒の後はしじみのおみそ汁」といわれるように、しじみには肝機能アップに役立つオルニチンやタウリンが含まれています。
イカやタコなどの魚介類もタウリンが豊富です。しかし、偏った食べ方にならないよう、3食の中でバランス良く取り入れてくださいね。
肝臓いたわりケア「夜はしっかり睡眠をとる」
働き過ぎでヘトヘトの肝臓をいたわるには、十分な休息が必要です。夜更かしをせず、きちんと睡眠をとりましょう。何かと忙しい現代女性は、夜を徹して家事やお仕事、勉強をすることもあるかもしれませんが、無理をせず切り上げてくださいね。
肝臓いたわりケア「適度な運動」
取り入れたカロリーは、運動で消費しましょ!といってもハードな運動ではなく、ウォーキングなどの有酸素運動がおすすめです。運動する時間がなかなか確保できない方は、目的地の一駅前で降りて歩いたり、スキマ時間にストレッチしたりして、積極的に体を動かしていきましょう。
肝臓いたわりケア「ストレス解消」
肝臓の働きは、交感神経と副交感神経から成る自律神経によって調整されています。ストレスを受けると、自律神経のバランスが乱れ、肝臓の働きが弱まってしまいます。
新生活や、季節の変わり目などは、知らないうちにストレスをためがちです。休日は戸外に出て思いっきり体を動かしたり、趣味を楽しんだりして、自分なりのリフレッシュ法でストレスをスッキリ解消しましょう。
最後に
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれるほど、我慢強い臓器。ダメージを受け続けていても痛みが出にくいため、知らず知らずのうちに無理を重ねてしまいがちです。
スキンケアで改善しない肌のくすみや肌荒れがあり、「そういえばこの頃食べ過ぎが続いたかな?」と思い当たるなら、ぜひ肝臓いたわりケアを心がけてみてください。
魅惑のディナーもお酒もスイーツも、お肌のためにはほどほどに。透明感あふれる美しい肌を、体の中から叶えてくださいね!
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