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一時の流行にとどまらず、私たちの生活にも浸透しつつあるスーパーフード。日本スーパーフード協会認定のスーパーフードマイスター&ビューティースーパーフードマイスターの筆者が、まだあまり知られていないメスキートをご紹介します。
◆メスキートとは
チアシード、ココナッツオイル、アサイーなどメジャーなスーパーフードもありますが、まだまだ一部でしか知られていないであろうメスキート。メスキートはアメリカ南西部原産のマメ科の植物です。厳しい乾燥地帯で育つので、生命力が強い植物です。豆の状態での日本での入手は困難で、乾燥させたものを鞘ごと粉砕したパウダー状のものがサンフードなどで若干流通しています。
メスキートは、タンパク質、食物繊維、カルシウム、マグネシウムを豊富に含んでいます。甘味とスパイシーかつキャラメルのような独特の風味があります。GI値が低く血糖の上昇を緩やかにしてくれるので、砂糖の代わりに使用することができます。アメリカでは、その風味をいかして、市販のバーベキューソースなどにもよく使われています。
筆者は必ず、料理などに使用する前にメスキートに限らずすべてのスーパーフードをそのまま食べてみるのですが、第一印象はちょっとスパイシーで甘いきな粉でした。 ◆メスキートを使用したヘルシーチップス
メスキートのキャラメルのような風味と甘味を活用した、簡単野菜チップスをご紹介します。基本はチップスにしたい野菜とメスキートパウダー、そしてお好みで塩や胡椒といたってシンプルです。今回は、今が旬のゴーヤでの作り方をご紹介します。
【材料】 ゴーヤ 1本 メスキートパウダー 大さじ2 お好みで塩、胡椒
【作り方】 1.ゴーヤを縦半分に切り、中のワタを取り除いて、なるべく薄い半月切りにする。 スライサーなどを用いてもいいでしょう。
2. ゴーヤにメスキートパウダーをまぶす。ビニール袋にゴーヤとメスキートパウダーを入れ、振ると簡単にまぶせます。
3.天板にクッキングシートを引き、ゴーヤが重なり合わないように並べ、低温のオーブンで加熱。筆者の場合は、170℃で約30分加熱しました。お持ちのオーブンで変わるので、様子を見ながら加熱してみてください。
今回はゴーヤで作りましたが、カボチャやニンジン、さつまいもなどでも作ることができます。根菜の方がチップスには向いていると思います。
応用編 簡単ジャーキー【材料】 鶏ささみ 2本 メスキートパウダー 大さじ1 マカパウダー 大さじ1 塩麹 大さじ1 黒胡椒
【作り方】 1.ささみの筋を取り除き、縦に細長く切る。
2.メスキートパウダーやマカパウダー、塩麹など調味料をまぶす。この時も、ビニール袋に全て入れて、揉むようにして馴染ませ、30分から1時間ほど冷蔵庫で休ませて味をしっかりと馴染ませます。
3.クッキングシートを敷いた天板に並べ、低温のオーブンで加熱する。加熱の途中で表を返すと均一に焼けます。筆者の場合は170℃で約60分。
◆最後に今回ご紹介したメスキートは過熱が可能な食材なので、様々な料理にアレンジで加えることができます。グルテンフリー食材としても注目されており、小麦粉に混ぜて使用することでグルテンの摂取量を減らすこともできますし、栄養価を高めることも期待できるスーパーフードです。独特の風味を生かして、お料理に活用してみてはいかがでしょうか。
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