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ダイエットの常識だと思って実行していたことが、実はダイエットの妨げになることがあります。今回はダイエットで勘違いしがちなこと、食事編をまとめてみました!
目次 ◆油は全く摂らないほうが痩せる・・・×
油は1gあたり9kcakと高カロリーなので、避ける方もいると思いますがこれは間違い。油をまったく摂らないのも問題があります。エネルギーが不足して免疫力が落ちて病気をしやすくなったり、ホルモンバランスが乱れて、生理不順やストレスの原因にもなります。また、脂溶性ビタミンが作られないため、肌が乾燥したり、髪の毛もパサついてしまいます。そして血管がもろくなって切れやすくなり、脳疾患や心疾患を招きやすくなるというデメリットも。
ダイエット中であっても適度に油を摂る必要があります。酸化を防ぎ、悪玉コレステロールを減らすαリノレン酸、血液をサラサラにする、乾燥肌の改善、脳の活性化などの働きがあるDHA・EPA、肌の乾燥を防ぎ、コレステロール値を下げるオレイン酸やパルミトレイン酸など、不飽和脂肪酸を摂るようにしましょう。
◆糖質は全く摂らないほうが痩せる・・・×
低糖質ダイエット、低インシュリンダイエットなどの影響で、甘い物や砂糖はもちろん、ご飯やパン、パスタなどの炭水化物を一切摂らないほうが痩せると勘違いしている方もいるかと思いますが、これは×!糖質は脳にとって唯一のエネルギー。糖質を全く摂らないと脳の栄養が不足し、頭が働かなくなってしまいます。
そして、肝臓で糖を作ることを強いられてしまうため、肝臓への負担が大きくなります。肝臓には、グリコーゲン(一時的に保存するカロリー)を肝臓や筋肉に貯蔵するという役割があります。肝臓に負担がかかると、こういった働きが鈍くなり体脂肪が蓄積されてしまうことになるのです。また、糖のエネルギーが不足すると体は筋肉をエネルギーに変えてしまいます。これを糖新生と言いますが、糖新生が起こると体重は落ちても筋肉まで落ちてしまうため、しまりのない体型になってしまいます。
◆朝食は食べないほうが痩せる・・・×
朝食を抜けばその分痩せるはず、ダイエット本にも書いてあるし・・・といって朝食を食べないのも×。朝食抜きが習慣になってしまうと痩せにくくなってしまいます。朝はDIT(食事誘導性耐熱産生)が一番高い時。朝食べたものは、その日一日の活動の源となります。DITによりカロリーも消費されやすいため、夜遅く食事をするくらいなら、夕食は我慢して抜いてでも、朝食を摂るほうが痩せます。
ただ、いくらカロリーを消費しやすい時間帯だからといって、朝からボリュームのある食事を摂り過ぎてしまうのも×。体は消化することに忙しくなり、朝から胃がもたれてしまい活動の妨げになってしまいます。朝食のおすすめは、腸に負担にならない物を腹6分目くらい食べることです。野菜や果物、ヨーグルト、おかゆなど胃腸に負担がかからない物を満腹にならない程度食べるれば腸が目覚め、活動のための良い刺激になり便秘予防にもつながります。
◆食事は野菜だけのサラダで済ませる・・・×
確かにダイエット中にはビタミンを多く摂ることが大切ですが、野菜だけで食事を済ませてしまうのは良くありません。野菜だけの食事を続けると、かえって体脂肪増加の原因になってしまうのです。食事をサラダで済ませたい時は、野菜だけでなくチキンやサーモン、卵、豆腐などでたんぱく質を追加したり、オリーブオイルやココナッツオイルを入れたドレッシングで良質な脂質を追加するようにしましょう。
◆太ったら戻るまでプチ断食をする・・・×
食べ過ぎて体重が増えてしまった時、食事を抜いたり置き換え食などを食べ続けてプチ断食をする。確かに短期間で体重は落ちますが、短期間で落ちた体重は短期間でまた元に戻りやすくもあります。食べ過ぎてもプチ断食をすればいいと思っていると、リバウンドを繰り返すことになり、太りやすい体質になってしまいます。プチ断食をする場合は、なるべく体を動かして筋肉を落とさないことを心がけましょう。
◆最後にいかがでしたでしょうか?ダイエットにおいて勘違いをしていることはありましたか?今回挙げた5つの例はどれも体脂肪が増えやすくなってしまう傾向があります。痩せやすい体つくりのために、ダイエットの勘違いから抜け出しましょう!
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