| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
4月も半ばにさしかかり、本格的な春を満喫できる季節になりました。天気予報で桜前線を見るたびに春を感じ、ポカポカ陽気に心が浮き立ちます。
同時に、春になると、「眠い」「だるい」などの症状が出る人も多いのではないでしょうか。きのうの夜はたっぷり眠ったのに‥‥と、不思議に思うこともあるはず。授業中や仕事中に眠くなるのは、つらいものです。大切なシーンで眠気に襲われたら、仕事でミスを犯したり、その後の信頼関係にも影響が出てしまうかもしれません。
春に眠気を感じる理由と、その対策とは?
なぜ春は眠くなるの?
私たち人間が生きて行く上で、大切な働きをする自律神経。自律神経は、交感神経と副交感神経のバランスをとることで正常に保たれます。車で例えると、交感神経は「活動」モードのアクセルで、副交感神経は「休息」モードのブレーキです。
寒い冬は知らず知らず体の筋肉がこわばり、交感神経が優位に立ちます。そして、春になると少しずつ気温が上がり、今度は副交感神経の働きが活発化します。このような自律神経の乱れは、春の眠気やだるさを招きます。
また、春になると、冬に比べ日照時間が長くなります。すると、体内時計のバランスが崩れます。このことも春の睡魔の原因です。朝起きても外は真っ暗だった冬。そんな冬の朝が終わったことはうれしいのですが、からだはそう簡単には変化に対応しきれません。
目指すは、自律神経と体内時計の乱れをリセットすること。からだを「春時間」にしましょう。そうすることで、春の眠気やだるさをやわらげることができるのです。
からだを「春時間」にする方法1最も簡単な体内リズムのリセット法。それは、朝起きたらすぐにカーテンを開け、しっかりと太陽の光を浴びることです。人間のからだは、目から光が入ることで、体内時計をリセットしてくれます。
曇りの日でも、太陽から注がれる光がまったくないわけではありません。そこで、朝起きたらまずはカーテンを開けることを、習慣づけましょう。
からだを「春時間」にする方法2夜、ぐっすりと眠ることが、朝のすっきりとした目覚めにつながります。このことが、体内時計のリズムを整えます。ぐっすりと眠るには、適度な疲労感が大切です。頭もからだも全く疲れていないと、なかなか眠りにつくことはできません。そのため、日中はできるだけからだを動かすようにしましょう。
運動をしている方は問題ないのですが、一日中パソコンに向かい、なかなか運動の時間がとれないという方もいますよね。そのような方には、移動は早足で歩く、エレベーターやエスカレーターを使わず階段を使う、トイレの個室で自由気ままにからだを動かすなど、小さな動作の積み重ねをおすすめします。掃除も、からだを動かせるうえにきれいになるので一石二鳥です! まとめ朝起きたら真っ先にカーテンを開け、日中は適度な運動をする。たったこれだけで、体内時計は正常に働こうと活動してくれます。
夜更かしや偏った食事なども、自律神経、体内時計を乱します。そのため、「絶対眠くならない」「絶対だるくならない」とは言えません。ですが、眠気覚ましのドリンク剤に頼る前に、手軽に始められることからトライしてみませんか。
|
|
| ||||||||||||||||||||||||||||
|