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少ない量で絶大な効果を発揮するビタミン。その中でもビタミンA・C・Eは、「ビタミンACE(エース)」と呼ばれ、私たちの美容と健康を守ってくれるスーパートリオなのです!今回は、そんなビタミンエースの一角、ビタミンCの魅力に迫ります!
ビタミンCとは?
ビタミンCは、水溶性(水に溶ける)ビタミンの一種で、「別名:L-アスコルビン酸」。ビタミンCが世界で最初に発見されたのは1919年にまでさかのぼり、オレンジの果汁から抽出されました。
熱に弱く水に溶けやすい性質から、ビタミンCを豊富に含んだ食材は加熱調理に向かず、ボールに水を張って浸け込んでおくと栄養が流れ出てしまいます。
ビタミンCは、ほとんどの動物が体内で自ら作りだすことが可能ですが、人間にはそれができません。そのため、食品など外から取り入れる必要があるのです。
また、カラダの中に留まる時間が短いので、こまめに摂取しないと不足しがちになってしまいます。
ビタミンCのはたらき1.コラーゲンの生成をサポート 肌のハリ・ツヤ!
2.メラニン色素の生成を抑える シミ・そばかすの原因を減らしてくれる
3.アンチエイジング ビタミンEとタッグを組み、カラダの中の活性酸素を消してくれる ※活性酸素……増えすぎるとカラダの細胞を壊す。適量なら、感染予防や免疫機能として役立つ
4.貧血を防ぐ 腸で鉄の吸収率をアップしてくれるため
5.抗ストレスホルモンの合成 ストレスがたまっている時は、ビタミンCを積極的に摂ると効果的!
6.ミネラル(鉄・カルシウムなど)の吸収率をアップ
7.免疫力アップ
ビタミンCの不足や過剰摂取
≪ビタミンCが不足すると≫
1.コラーゲン生成に支障をきたす ※コラーゲン……細胞と細胞の架け橋となって、骨や結合組織を頑丈にするたんぱく質。カラダのたんぱく質の30%を占めている。
(不足状態が続くと↓) 2.出血。骨がもろくなる
≪ビタミンCの過剰摂取の心配はほとんどなし≫ 仮にビタミンCを大量に摂っても、消化管からの吸収が下がり、尿に混じって外に出されるので心配はないといえるでしょう。1日に3~4g以上の摂取で下痢の症状が認められていますが、上限量は定められていません。
1日にどれぐらいのビタミンCを摂ればいいの?18~75歳以上の男女ともに → 100mg /日
(参照:厚生労働省「日本人の食事摂取基準」) https://www.mhlw.go.jp/content/10901000/000482088.pdf
ビタミンCを豊富に含む食品
(可食部100gあたり) ブロッコリー → 120mg レモン → 100mg キウィ → 69mg イチゴ → 62mg オレンジ → 60mg
(参照:日本食品標準成分表) http://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/1365419.htm
まとめいかがでしたか?ビタミンACE(エース)の一角、ビタミンCは私たちのカラダにいくつもの効果をもたらしてくれます。不足しがちで、お料理の際に失われやすい栄養素でもあるので、意識的にビタミンCの摂取を心掛けてくださいね。
注意 ビタミンCのはたらきや、不足・過剰摂取がカラダにもたらす影響は断定できるものではありません。
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