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美容と健康を守るスーパートリオ・ビタミンエースの一角!「ビタミンA」2019/09/05UP! by 河本達彦 タグ: アンチエイジング, ビタミンエース, ビタミンA, 健康, 夜盲症, 栄養, 過剰摂取, 食品 私たちのカラダにあらゆる効果をもたらしてくれるビタミン。その中でもビタミンA・C・Eは、美しく健康なカラダを保ちたいと願う方の強い味方になってくれるのです。そんな彼らのトリオ名は「ビタミンACE(エース)」。今回は、そんなスーパートリオの一角、ビタミンAの魅力に迫ります!
ビタミンAとは?
脂溶性(脂に溶ける)ビタミンの一種で、「別名:レチノール」。
ビタミンAは、正確には2種類(A1、A2)に分けられるのですが、A2は淡水魚などの肝臓に含まれていて、私たちが摂取することは滅多にありません。そのため、一般的にビタミンAといえば「ビタミンA1」を指すことになっています。
ビタミンAをカラダに取り込むと、まず脂質と一緒に小腸で吸収。パントリーとなる肝臓に保管されてから、全身に運ばれます。
ビタミンAのはたらき1.目・皮膚の粘膜の健康を維持
2.カラダの発育を促す
3.美肌効果
4.暗いところで視力を保つ
なぜACE(エース)として3つにまとめられるの?ビタミンA・C・Eは、それぞれ単体でも力を発揮するのですが、3つを同時に摂取するとさらに大きなパワーを発揮してくれるのです。
ビタミンACEには抗酸化作用があり、美容と健康の維持・生活習慣病の予防・アンチエイジングの強い味方となってくれます。 ※抗酸化作用……鉄が錆びるのと同じように、人間のカラダも酸化(=老化)する。それを抑える効果。
ビタミンAの不足や過剰摂取
【ビタミンAの不足】 1.夜盲症 目の角膜や粘膜がダメージをうけ、暗闇でものが見えにくくなる。
2.免疫力の低下
3.肌のうるおいが損なわれる
【ビタミンAの過剰摂取】 1.吐き気・めまい・目のかすみ・頭痛
2.肝臓の異常
3.中枢神経系への影響 ※中枢神経……脊髄や脳など、多くの神経が集まっている場所。対義語は末梢神経。
過剰摂取を防ぐ裏ワザ!ニンジンやホウレン草にはビタミンAが豊富といわれています。ですが、実はこの2つにはビタミンAは含まれていません。ですが、ニンジンやホウレン草を食べるとビタミンAが摂取できる。この矛盾は一体?
ニンジンやホウレン草にはカロテノイドと呼ばれるものの仲間である「β(ベータ)カロテン」という物質が含まれています。このβカロテンは、カラダの中でビタミンAに変化!
しかも、変化する量はカラダに必要な分だけなので過剰摂取の心配もありません。普段の食事からβカロテンを豊富に含む食品を食べることは、カラダにとって非常に有効な手段といえるでしょう。
βカロテンを豊富に含む食品
(可食部100gあたり) ニンジン → 6900㎍ ホウレン草 → 4200㎍ 春菊 → 4500㎍(茹でると5300㎍にアップ!) ブロッコリー → 800㎍ ピーマン → 400㎍ ㎍ …… マイクログラム。100万分の1グラム。
(参照:文部科学省「日本食品標準成分表」) http://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/1365419.htm
まとめいかがでしたか? ビタミンACEの一角、ビタミンAは私たちの美容と健康を守る強い味方です。一日の摂取量が不足しないように、また摂りすぎないように注意して美しいカラダを手に入れてくださいね。
ご注意 ビタミンAのはたらきや、不足・過剰摂取がカラダに及ぼす影響は断定できるものではありません。
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