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日々の生活をおくるうえで「まったくストレスがたまらない」という方はいるのでしょうか?私は常に活火山状態です。そんな時、頼りになるのはカラダの調節役のスペシャリスト集団・チーム『ビタミンB群』。ストレス対策も彼らの守備範囲の1つです。今回は、『ビタミンB群』のメンバー、「パントテン酸」をご紹介いたします。
パントテン酸のプロフィール担当 『ストレスに対抗』 『三大栄養素のエネルギー化をサポート』
特徴 水に溶けやすい性質を持つ、水溶性ビタミンです。元々の名は「ビオス」。 「Pantothenic Acid」=”Pan”はギリシア語で、「いたるところに」。その言葉通り、多くの動物性・植物性食品に含まれています。また、体内でも腸内細菌によって少しだけ合成されます。
チームB群で仲の良いメンバー ビタミンB₂ ビタミンC → 互いに協力し、お肌のハリや髪を艶やかにするコラーゲンの生成に役立つ
パントテン酸のはたらき1.抗ストレスホルモンの合成に作用 副腎を手助けして「コルチゾール」の合成に関わる。コルチゾールは「ストレスホルモン」といわれていますが、本来はストレスに対抗するために分泌されるホルモンです。
2.三大栄養素をエネルギーに変換するサポート
3.善玉コレステロールを増やす
4.髪や肌を美しくキープ
⑤5.免疫力の向上
不足すると…… 1.頭痛
2.不眠や疲労感
3.成長を阻害
4.食欲不振
パントテン酸を豊富に含む食品(可食部100gあたり)
卵 → 1.45mg
ひきわり納豆 → 4.28mg
落花生 → 2.56mg
牛乳 → 0.55mg
きな粉 → 1.01mg
干ししいたけ → 7.93mg
パントテン酸は様々な動・植物食品に含まれており、腸内細菌でも多少合成されるため、不足してしまうことは滅多にありません。しかし、カフェインやアルコールを摂取するとパントテン酸を消費してしまいます。そのため、コーヒーやお酒をよく飲まれる方は積極的な摂取をおすすめします。
パントテン酸は水溶性のビタミンです。水を張ったボールに切った野菜を浸けてしまうと、栄養が水に流れ出てしまいます。パントテン酸のような水溶性ビタミンを摂取する場合は、味噌汁やスープ・あんかけなど、煮汁も一緒に摂れるメニューにしましょう。
おわりに今回は、私たちの元気の源であるチーム『ビタミンB群』のメンバー、パントテン酸についてご紹介いたしました。パントテン酸は、日々のストレスに対抗するホルモンの合成に作用してくれます。反りの合わない上司にイライラしたら、「ストレス社会にパントテン」という言葉を思い出し、納豆や椎茸を食べて癒されましょう。
また、糖質・たんぱく質・脂質をエネルギーに変換する際のサポート役も務めてくれます。とても大切な栄養素なので、この機会にぜひ役割を覚えておいてくださいね。
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