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三大栄養素である糖質・脂質・たんぱく質をエネルギーに変換する際、そのサポート役として目覚ましい活躍をみせるビタミンB群。今回は、そんなビタミンB群のメンバーで、「たんぱく質燃焼請負人」として力を発揮するビタミンB₆について詳しくご紹介。女性の強い味方になってくれる栄養素でもあるので、ぜひ彼の働きを覚えておきましょう。
ビタミンB₆のプロフィール
担当 『たんぱく質燃焼請負人』 『女性の強力な味方』
特徴 水に溶ける水溶性ビタミンの一種です。ビタミンB₆は動物・植物性たんぱく質や種子に多く含まれ、人間の体内でもわずかながら腸内細菌によって合成されます。本業はたんぱく質をエネルギーに変える補助役。 また、月経前のお腹の張りやイライラを和らげてくれる一面もあり、女性に優しいビタミンでもあります。
チームB群で仲の良いメンバー ビタミンB₂とナイアシン。ビタミンB₆は彼らと体内でトリオを結成し、たんぱく質の代謝に相乗効果をもたらします。 ビタミンB₆のはたらき
1.たんぱく質のエネルギー化をサポート
2.ホルモンバランスを保ってイライラや不安を和らげる
3.髪・皮膚・歯の健康維持を助ける
4.神経の働きを正常にキープ
不足すると……
1.肌荒れ・口角炎
2.貧血
3.免疫力低下
4.こむら返りが起こりやすくなる
ビタミンB₆を豊富に含む食品
(可食部100gあたり)
カツオ → 0.76mg
ベニザケ → 0.41mg
さつまいも → 0.2mg
ミナミマグロ → 1.08mg
サンマ → 0.51mg
バナナ → 0.38mg
ビタミンB₆は普段の食事から摂取する機会が多く、よほどの偏食でない限り不足に陥る可能性は低いといえます。
しかし、食品からたんぱく質を摂取した場合、一度体内で分解して人間のカラダにフィットする形に作り変えてから吸収されます。その作りかえる工程を手助けするのがビタミンB₆。
そのため、たんぱく質の摂取量が増えるにともない、必要なビタミンB₆の量も多くなります。日頃から肉や魚をよく食べる方、日常的にプロテインを摂取するワークアウト女子の方などは、同時にビタミンB₆も積極的に取り入れましょう。
おわりに今回は、チーム『ビタミンB群』のメンバーであるビタミンB₆について詳しく解説いたしました。ビタミンB₆は、肉や魚などから摂取したたんぱく質を体内でエネルギーに変換する際のサポート役として大活躍。
さらに、ホルモンバランスを正常に保つことで、月経前のイライラやお腹の張りを緩和してくれる女性に優しい栄養素でもあります。この機会にぜひ、ビタミンB₆の積極的な摂取を心掛けてくださいね。
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