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「骨粗鬆症」という言葉を聞いたことはありますか?骨粗鬆症とは、骨の量(骨密度)が減少し、骨の強度が低下した病態のことをいいます。実はこの骨粗鬆症、年齢だけではなく、男性より女性の方がなりやすいということをご存知でしょうか?骨粗鬆症は骨折に繋がりやすく、日常生活で骨密度を急激に減少させないようにできたら良いですよね。今回は女性の骨粗鬆症と予防方法についご紹介致します。
◆そもそも「骨粗鬆症」って何?冒頭でも少しだけご紹介しましたが、骨粗鬆症とは、骨の量(骨密度)が減少し、骨の強度が低下した病態のこと。「骨がスカスカになる」という表現を耳にしたことはありませんか?骨粗鬆症とは、まさに骨がスカスカになった状態のことです。加齢に伴い、骨密度は少しずつ減少していくとされています。
◆骨の新陳代謝について骨にも新陳代謝があり、体の中ではたえず古い骨は壊され(骨吸収)、新しい骨が作られています(骨形成)。これを骨の新陳代謝といいますが、このバランスが崩れて、骨吸収が進み、骨形成が追いつかなくなると骨がスカスカの状態になってしまいます。
◆骨粗鬆症は女性に多い!その鍵は「エストロゲン」!先ほど、骨粗鬆症は加齢に伴うと紹介しましたが、実は骨粗鬆症は男性に比べて女性の方がなりやすいのです。なぜかというと、これには女性特有の「月経」が関係しております。50歳前後になると、女性は閉経を迎えますね。閉経を迎えると、女性ホルモンが急激に減少します。実は、女性ホルモンである「エストロゲン」は、骨の新陳代謝における「骨吸収」をゆるやかにし、骨からカルシウムが溶けだすのを抑制する働きを持っています。しかし閉経することでエストロゲンの分泌は減少し、それに伴って骨密度が急激に減少してしまうのです。
◆骨を強くする3つのポイント!骨に関する豆知識を、少しだけご紹介しましたが、骨を強くする生活習慣を3つご紹介したいと思います。
⑴食事
骨密度低下の予防策としては、まずは毎日の食事でカルシウムや良質なタンパク質を適量摂取することです。乳製品や小魚、大豆、緑黄色野菜などから、カルシウムは1日に650mg摂取するのが理想です。また、ビタミンDが多い食品(鮭、鰻、サンマ、椎茸、きくらげなど)と一緒に摂ると、吸収率がアップします。リンや食塩、食物繊維はカルシウムの吸収を妨げてしまうので、リンを含む加工食品は避けるようにしましょう。
⑵運動
運動不足は骨密度を低下させる原因になります。骨にカルシウムを蓄えるためには、体重をかけることが大切。日常生活の中で、階段昇降やウォーキングを心がけることにより、運動量を増やすことでも効果があります。
⑶日光浴
紫外線を適度に浴びることによって、体内にビタミンDが生成され、カルシウムの吸収を促進します。短時間で良いので、日光に浴びることを心がけてみましょう。日焼けが心配であれば、手のひらをお日様に当てることでも問題ありません。
◆まとめいかがでしたか?加齢やエストロゲン減少に伴い低下する骨密度。男性に比べて女性に圧倒的に多い骨粗鬆症を、日常生活の生活習慣から予防して、骨を強くすることができたら良いですよね。ぜひ参考にしてみてください! 今回の記事が、みなさんの健康のヒントになりますように。
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