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身体に悪影響が!?『寝だめ』がだめな理由を解説2022/02/25UP! by mimiko タグ: ストレス, ソーシャルジェットラグ, ホルモンバランス, 体内リズム, 体内時計, 倦怠感, 寝だめ, 寝不足, 時差ぼけ, 生体リズム, 生活習慣, 睡眠, 睡眠障害 寝だめは意味がない、寝だめはしてはいけないなどと聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。休日になるとつい疲れてゆっくり寝てしまいたくなりますが、寝だめが身体に悪い影響をもたらすことも。なぜ寝だめをしてはいけないのか、きちんと理解して生活習慣を見直しましょう。
寝だめによる影響
休日に遅くまで寝ていたり、1日中寝て仕事の日の寝不足を補うことを「寝だめ」と呼んでいます。
寝だめは多くの方が経験があると思いますが、実は寝だめをすることで眠気、倦怠感、食欲不振、憂鬱など、心身の不調をもたらします。
休み明けに仕事に行きたくない、憂鬱な気持ちになると感じたことがあるかもしれません。これは別に気合いが足りない、気持ちの問題、ということではなく、休日の寝だめが原因かもしれません。
寝だめがなぜいけないのか私たちの身体には、本来「体内時計」があります。私たちの体内の環境は、体内時計から生み出される「体内リズム」によってバランスがとられています。
寝だめをすると、この体内時計が乱れます。その結果ホルモンバランスが崩れ、体温調節や睡眠・代謝に関わるリズムなど、あらゆるリズムが乱れてしまいます。そのため、心身共にさまざまな不調を引き起こすのです。
寝だめがもたらすソーシャルジェットラグ
仕事の日は大体同じ時間に起きて、休日は遅く起きる。あるいは1日中寝て過ごす。このような生活をしていると、休日は時差ぼけを起こしている状態になります。
これは「ソーシャルジェットラグ(社会的時差ぼけ)」とも呼ばれている現象で、体内時計が時間の感覚を失ってしまっている状態です。
わかりやすく言うと、休みのたびに海外に旅行に行き時差ぼけを起こし、その状態でまた仕事に向かっているということ。 つまり、仕事の日に憂鬱にならないためにも、休みの日の過ごし方は極めて重要なのです。
ソーシャルジェットラグにならないために
意識していきたいのは、朝起きる時間です。夜寝る時間は多少前後しても大きな問題はありませんが、朝はまずきちんと起きましょう。
どんなに寝坊してもMAX2時間までとし、起きたらすぐに太陽光を浴びること。そして朝食を必ずとることで、体内時計がリセットされます。
そうは言っても仕事の疲れが抜けなかったり、寝不足が続いているとなかなか難しいかもしれません。その場合は、午後に15分~1時間程度の昼寝をとっても大丈夫です。
寝すぎることはおすすめできませんが、1時間くらいまでなら昼寝をしても特に問題はありません。
ちなみに、寝る時間は遅くなっても大丈夫ですが、ホルモンバランスの観点から4時間未満の睡眠時間はおすすめできません。
これは仕事の日も休日も関係なく、起きる時間から逆算してなるべく4時間以上、可能であれば6~7時間程度は睡眠時間を確保するようにしてみてくださいね。
最後に寝だめは身体にも心にも悪い影響を与えます。大切なのは夜寝る時間よりも、朝起きる時間です。突然全ての生活を見直すことは難しいですが、少しずつ意識して改善していきましょう。
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