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栄養価の高さから「飲む点滴」と呼ばれている甘酒。今や健康維持のためだけではなく、美肌を叶える飲み物としても注目されています。
この記事では甘酒の種類や美肌効果、手作りのメリットについて解説。さらに、炊飯器を使った簡単なレシピもご紹介します。
目次 甘酒の種類は2つ!美肌を目指すなら米麹甘酒を
甘酒には、「酒粕甘酒」と「米麹甘酒」の2種類があります。前者はアミノ酸などの栄養素が豊富なものの、アルコールや砂糖が含まれているタイプの甘酒。飲める方が限られてしまうのが難点です。
一方で米麹を使った甘酒は自然な甘みに加え、ノンアルコールで体に優しいところが魅力。
今回は米麹甘酒に焦点を当て、期待できる美肌効果をご紹介します。
肌のターンオーバーをサポート米麹甘酒に多く含まれるビタミンB群は、皮膚や粘膜をすこやかに保つために欠かせない栄養素。主に脂質やタンパク質の代謝を助け、ターンオーバー(表皮の生まれ変わり)を促進してくれます。ターンオーバーが整うと、肌の調子もアップ。ごわつきやくすみが起こりにくくなります。
肌のうるおいをキープグルコシルセラミドを摂取できるのも、米麹甘酒をおすすめしたい理由の1つ。研究では、グルコシルセラミドがバリア機能を高め、肌の水分蒸発を防ぐことが確認されています。
バリア機能には、外からの刺激が肌内部へ入らないように守る働きも。つまり、米麹甘酒を飲む習慣がうるおいのある、すこやかな肌を育むことに繋がるのです。
肌荒れ予防腸内環境が乱れると、肌にも悪影響を及ぼします。
米麹甘酒にはオリゴ糖が含まれており、善玉菌を増やす効果が。腸内環境を整え、悪玉菌に有害物質を作らせないことで肌荒れやニキビを防ぎます。
市販甘酒より手作り甘酒の方が効果的
市販甘酒は日持ちするのがメリットですが、美肌効果を十分に得られる、とはいえません。
一般的に販売されているものは、品質を安定させるために再度高温で加熱する火入れ処理が行われており、熱に弱い栄養素が壊れてしまいます。
また、酵素が失活したり、風味が変化したりすることも。
効率的に甘酒の力を借りるなら、栄養素や酵素をしっかり補給できる手作りの方がよいでしょう。
米麹甘酒の作り方&ポイント
用意するもの・米…1合 ・乾燥麹…200g ・水 ・温度計
作り方
1.米を洗い、おかゆ炊飯モードで炊きます。
2.おかゆが炊けたら一度保温スイッチを切り、60℃に冷まします。乾燥麹をバラバラにもみほぐし、冷ましたおかゆに入れて混ぜます。
3.ふたたび保温スイッチを入れて55℃~60℃に保ち、発酵させます。8時間ほど置いたらできあがりです。
このとき炊飯器のフタを開けた状態で濡れふきんを掛けておくと、適温をキープしやすくなります。途中で数回かき混ぜ、温度が保たれているかをチェックしましょう。
注意点冷蔵庫で保存し、1週間以内に飲み切るようにしてください。加熱して飲む場合は、熱に弱い栄養素を守るためになるべく低温で温めましょう。糖質の摂りすぎになってしまうので、1日1杯程度を目安に。
ワンポイントアドバイス甘酒の味が苦手な方は、豆乳やトマトジュースとブレンドすると飲みやすくなり、ほかの栄養素も一緒に取り入れられますよ。ストレスを感じずに続けられる、好みの味を探してみてください。
まとめスキンケアも大切ですが、肌を育てる基本は内側からのアプローチ。食事での栄養素がとても重要です。ご紹介したレシピを参考に、米麹甘酒を毎日の美容習慣に加えてみませんか?
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