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食欲の秋。冬にかけての冷え対策におすすめなのの食事法が、玄米菜食として知られているマクロビオティックです。マクロビオティックとは何か?そして今日からでもすぐできる簡単なマクロビオティックのレシピをご紹介します。
目次 ◆マクロビオティックとは?
「マクロ」・・・大きい・長い 「ビオ」・・・生命のこと 「ティック」・・・術・学
という言葉を略したものです。
マクロビオティックとは、まさに長生きができる学術のことです。マクロビオティックの重たる学術は「食」です。お肉、砂糖、卵、乳製品は控えて、無農薬、自然療法の穀物、野菜、海藻を多く食卓に。「マクロビオティック」の創設者桜沢如一(さくらざわ・ゆきかず)さんは、「遊ぶもの食うべからず」と言われました。これは「遊ぶものは」「人生」とかけあわせて、食べることを見直して人生を長く楽しむという願いが込められています。
◆マクロビオティックの三大理念とは?
「マクロビオティク」は三大理念を柱に持っています。 1.「身土不二」(しんどふじ)
旬の野菜、果物を食べるのが体にいいことがわかっていますが、もう一つ、自分が住んでいる地元のものをいただくことがいいとされます。
「身土不二」は、体と土は二つでない野菜(土)と環境は一体であり、人は自分の住んでいる気候、土壌近くにできた作物が自分の身体に合うと「マクロビオティック」では、大切に考えられています。
例えば、沖縄でとれる野菜は体内の熱を下げる働き、北海道でとれる野菜には体内を温める働きがあるということです。
2.「一物全体」(いちぶつぜんたい)
一つの食をすべて丸ごと全部食べるという意味。野菜は、皮ごとすべて食べることができ、捨てるものがないのです。野菜の皮、根、種にも栄養がありますのでバランスが整うことにつながります。 3.「陰陽調和」(いんようちょうわ)
食べ物では、体を温めるものは陽性、逆に冷やすものは陰性としています。陽性と陰性の野菜の見分け方は、陽性の野菜は、地中に向かってのび、陰性の野菜は、地上にのびてくるものです。
ここまでのお話だと難しく感じられるかもしれませんが、実は昔からある日本の伝統食が基本です。
◆今日からでもできる!マクロビオティックの簡単レシピ
だしは手作り。化学調味料に頼らないスープ
こちらは身体を温めるスープですが一例ですので、お好みの野菜、海藻などを入れてください。マクロビオティックは化学調味料に頼らない調理法ですので、だしは必ず手作りします。 上の画像ですが、大根、長ネギ、エノキ、切り干し大根が入ったスープです。エノキ、大根は一度蒸します。
本来の旨みをだすためです。この時、天然の塩を少量いれますが、味付けでなく野菜の水分をだすために入れます。調理の時には陰陽調和に基づき身体を冷やすものから熱を加えることによって陰陽のバランスが整います。このスープの場合ですと、キノコ類は身体を冷やすので先に蒸します。天然の塩と醤油だけで味付けをします。あっさりとした仕上がりになり体の芯からぽかぽかですよ。
野菜や果物の皮はかき揚げで
野菜の皮、くずなどは、ゴマをからめて油で揚げます。素朴な味ですが、野菜本来の味がありますので子供さんのおやつ、お酒のおつまみに。この画像から大根、ニンジンが入っているのがおわかりになると思いますが、もう一つある果物が入っています。それは、「梨」の皮です。
普段食べる「梨」の皮、このようにして食べることができます。実は、「梨」は、皮の方が実より栄養価も高く、皮部分の栄養には、カリウム・アスパラギン酸・ポリフェノールが豊富に含まれています。
◆最後にいかがでしたでしょうか?化学調味料を使わずに素材の味を生かし、野菜や果物は皮まで頂く。マクロビオティックを日常の生活に取り入れて、エコで健康に冷え知らずの身体で冬に備えましょう。
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