ダイエットをしていると余計に感じてしまう「空腹感」。そもそもこの空腹感はなぜ感じるのか?ただお腹が空いて感じるのはわかりますが、皆さんは思い当たる節はありませんか?「さっき食べたのになぜかお腹が空く。」
この「なぜかお腹が空く」にはいくつか原因があります。今回はこの空腹感を感じる原因とその対処法についてご紹介させていただきます。
空腹の原因1エネルギー不足
エネルギーとはカロリーのこと。ダイエットを始めるとき、手っ取り早く痩せる方法として「食事制限」があります。太る原因は単純に、消費カロリーよりも摂取カロリーが多いことにあるので、消費カロリーが摂取カロリーを上回ると自然と痩せていきます。
ただ、このカロリー制限も極端に減らしてしまうと、脳が「エネルギーが不足している」と感じ、空腹感を招きます。これがエネルギー不足による空腹感です。
この空腹感に対する対処法は、単純にカロリーを補うこと。極端に減らしすぎているなら、1日に必要な摂取カロリー分は摂るように心がけてみましょう。
空腹の原因2栄養不足
エネルギー不足とは別に「栄養不足」も空腹感を招く原因になります。エネルギー不足は食事自体のカロリーが低いためにおこりますが、「栄養不足」による空腹感は、文字通り栄養が不足しておこる空腹感です。
カロリーは足りているはずなのに、なぜかお腹が空く場合は、自分が普段から食べている食事の「内容」に注目してみましょう。炭水化物ばかりに偏った食生活を送っていないか?タンパク質、野菜・海藻類は食べてるか?食事のバランスがポイントです。
この空腹感に対する対処法は、栄養バランスの整った食事を摂ること。バランスの整った食事とは、主食・主菜・副菜が揃っている食事です。つまり1食で炭水化物・タンパク質・野菜や海藻類が摂れること。外食などでどれかの栄養素に偏ってしまう場合は、その後の食事でしっかり補うなどの工夫をしましょう。
空腹の原因3睡眠不足
睡眠不足になると太ると聞いたことはありますか?私たちの身体には食欲に関するホルモンがあります。食欲を抑える「レプチン」というホルモンと、食欲を増進させる「グレリン」というホルモンの2種類です。
睡眠不足になると、「レプチン」というホルモンの分泌量が減少し、「グレリン」というホルモンの分泌量が増加します。これが睡眠不足による空腹感です。
この空腹感に対する対処法は、寝ること!夜遅くまでパソコンやテレビ、スマートフォンなどを見る時間を少なくしたり、明日できることは明日に回したりなど、早めに寝る習慣を心がけてみましょう。
空腹の原因4水分不足
水分不足も空腹感の原因になるそうです。1日に必要な水分量は「体重(kg)×30ml」。コーヒーやカフェインを含むお茶、アルコールは利尿作用があるため、水分補給としてカウントできません。水かノンカフェインのお茶で水分補給を心がけていきましょう。
まとめ
いかがでしたか?「お腹が空いた」と感じたとき、いきなり口に食べ物を運ぶのではなく、まずは①〜④の原因に当てはまらないかを考えてみて、思い当たるものに対処してみましょう!そうすることで「なんとなくお腹が空いた」に強くなっていきます。空腹感とうまく付き合い、ダイエットを成功させていきましょう!
今回の記事がみなさまのダイエットのヒントになりますように。