5月は新緑が美しい季節ですが、同時に五月病なども発症しやすい時期ですね。新しい部署に配属されてうまくいかなかったり、転勤や引っ越しが落ち着いてきたからこそ色々なことが気になり悩むことも。そんな初夏だからこそ、湯船につかってリラックスしませんか?すぐに実践できる5月病対策は、しっかりとした入浴がおすすめです。
シャワーのみはNG!お湯につかりましょう
「お風呂は面倒・・・」「一人暮らしでバスタブの小さい部屋に住んでいる」「忙しい毎日の中で、時間がなくてお風呂に入ったり用意する時間がない!」
など、さまざまな理由で入浴はシャワーだけで済ませているという方も多いと思いますが、お湯には毎日浸かることをおすすめします。
シャワーだけではカラダの汚れを落としたり、すっきりすることはできますが、からだを十分に温めることができません。
からだを温めることは、寒い時期だけでなく、まだ春冷えの残る初夏や暑い夏でも健康や美容のためには大事なポイント。
またバスタブにゆっくり浸かることで、精神的なリラックスやリセット効果も得らます。心身ともに疲れをいやせるのが、お湯につかることです。
お湯につかるときはぬるま湯でのんびりと
初夏から夏にかけては、なんだか暑くてあまりお湯につかる気がしない・・・という方も多いのではないでしょうか。この時期はぜひ、38度から39度位のぬるいお湯にゆっくりと浸かりませんか?
このとき、お湯につかりながら腕を伸ばしたり、脚を伸ばすなど全身のストレッチをするのも効果的。ストレッチはからだのこわばりや、緊張をほぐし、疲れた筋肉をリセットしてくれます。
また半身浴はデトックス効果もあるので、なんとなく体がだるい、疲れが抜けないというときにもぜひ取り入れてみてください。
肩が凝るという方は、半身浴後に熱い温度のシャワーを肩にあてたりして、血流を促進しましょう。くれぐれも低温やけどにはご注意の上、バスタイムに凝りをほぐしてみてくださいね。
入浴剤、バスボムを積極的に取り入れよう
バスソルトや入浴剤は様々な種類があり、選ぶのを迷ってしまいますよね。まずは自分の好きな香りや、初めて見て興味をひかれた、という入浴剤を選んで使ってみましょう。
女性が好む泡の入浴剤バブルバスや、花びらが浮かぶタイプのローズ入浴剤などもあります。週末や特別な日など、お風呂タイムを豪華にしたいというときや、気分転換にぜひ取り入れてみてください。
またLUSHなどをはじめ、中身にいろいろなものが詰まったバスボムも人気です。ただ中身が散らばるタイプはバスタブのお水を抜く際に排水口が詰まってしまわないよう工夫が必要。あらかじめネットに入れたり、排水時にネットを通すなどしてみましょう。
入浴剤の香りが苦手だという方は、岩塩などの香りの無いタイプの入浴剤もおすすめです。
入浴時にはフットマッサージを実践
お風呂に浸かったときにはせっかくなので、ふくらはぎや、足の裏を揉んでみてください。
自分でさわってみると、痛いところや気持ちいいところ、何も感じないところなど色々な発見があります。
特に1日よく歩いたりした日は念を入れてマッサージをしてみましょう。この時、やりすぎると揉み返しがありますので、ほどほどに行うのがポイントです。
お湯につかっていると血流がよくなっていますので、リンパを流すようなイメージでやさしくマッサージしても効果があります。
足の裏はさまざまなからだのツボが集中していますので、ぜひ足の裏だけでもマッサージして全身の疲労回復に役立てましょう。
終わりに
ついお湯にゆっくり浸かるのをさぼってしまいがちな春や夏こそ、意識的に湯船に浸かりたいのですが、このときスマホや本を持って入るのは個人的にはおすすめしません。逆に肩が凝ってしまったりして、リラックスできないためです。
お風呂タイムは、湯船につかって体をあたためることと、リラックスに使っていただきたいのです。どうしても時間を持て余してしまいそうな場合は、防水スマホや小型の防水スピーカーを持ち込んで、好きな音楽やリラックスできる音楽を流してみてください。鬱々としがちな5月だからこそ、ぜひ湯船につかってみてくださいね。